土居年樹プロフィール

南北に約2.6キロ続く「日本一長い商店街」として有名な大阪・天神橋筋商店街の振興・活性化に取り組む実践派まちづくり リーダー。

数々の斬新なアイディアで、1日2万5000人が訪れる商店街を実現。活気ある商店街づくりの仕掛け人として全国へ情報を発信する。

2005年4月、国土交通省「観光カリスマ百選」に選定。

職歴・経歴


1937年 大阪市生まれ。

 追手門学院中・高校を卒業後、同志社大学商学部に進むも、父の急逝により家業を継ぐため中退。

19歳で株式会社丸玉一土居陶器店の代表取締役に就任する。

 

1976年商店街活動に参加。

 

1981年仲間と共に日本初の商店街立「てんさんカルチャーセンター」を開設。

            商店街でのソフト面、文化活動の先鞭をつける。

 

1986年天神橋三丁目商店街振興組合理事長に就任。

 

1995年大阪市北区商店会総連合会会長となる。

            この間に、商店街とその周辺の活性化に向け、ソフト・ハ ードの両面に尽力し、数多くの成果を上げる。

            商店街では日本初の事業、鳥居型アーケードの完成や、「町街(まちがい)トラスト」運動などを策定・実施

           するなど、次々に斬新なアイディアで「街活かし 」活動を展開する。

 

2002年20年にわたる商店街活動を著した『天神さんの商店街ー街いかし人いかし』を出版。

 

2004年黄綬褒章を受賞。

 

2005年国土交通省「観光カリスマ百選」に選定される。

 

桂三枝師匠(現・六代 桂文枝)とともに「天満天神繁昌亭」開設準備委員会代表として活動。

 

2006年市民より募金を募り、9月に念願の上方落語の定席小屋「天満天神繁昌亭」が完成。

 

2007年(財)あしたの日本を創る協会「あしたのまち・くらしづくり活動賞」内閣総理大臣賞受賞。

 

2013年旭日雙光章を受賞

 

天神橋三丁目商店街振興組合理事長、天神橋筋商店連合会会長、大阪府商店街振興組合連合会副理事長、

大阪府陶磁器商業協同組合理事長、大阪販売士協会会長、大阪府商工会議所常議員、NPO法人・

天神天満町街トラスト代表理事、NPO法人上方落語支援の会代表理事、内閣官房委嘱地域活性化ナビゲーター 

 

2016年8月 前立腺がんのため没。79歳。NHKのニュースを始め全国のTV新聞で報道される

 

●著書・著作紹介

『社会といきる商店街

―茶碗やおやじの一人言

出版社:東方出版 価格:1,575円 

『天神さんの商店街―街いかし人いかし』

出版社:東方出版 価格:1,785円

天満天神物語

日本一長い商店街として有名な大阪・天神橋筋商店街の振興・活性化に取り組り組んだヒストリーをスライドショーにしました。数々の斬新なアイディアを是非でご覧ください。